車中泊や長距離運転中に、心地よい休憩を取りたいと思ったことはありませんか?
車内ではカセットコンロを使うことが出来ません。
ポータブル電源と電気ケトルを利用すれば、お気に入りのコーヒーを楽しむことができますし、カップラーメンで一息つくこともできます。
ここで問題になることは「お湯を沸かすこと」です。
電気ケトルとポータブル電源の組み合わせなら、安全かつ簡単にお湯を沸かすことができます。
この記事でわかること
- 電気ケトルに合わせたポータブル電源の選び方がわかる
- 管理人の失敗談がわかる
- みんなの使い方がわかる
- おすすめのポータブル電源5選がわかる
この記事では、電気ケトルの消費電力や適切なポータブル電源の選び方、管理人の経験談、みんなの使い方を紹介します。これで、車内での時間をより快適に過ごすことができるでしょう。
すぐにおすすめのポータブル電源を知りたい方は、下の目次をクリックしてください。
電気ケトルの消費電力を確認しよう
ポータブル電源で電気ケトルを使うには、何に気をつければよいのでしょうか?
それは、ポータブル電源の定格出力と電気ケトルの消費電力です。
定格出力>消費電力でないと使えない
ポータブル電源のスペックで確認しなくてはいけない部分は、定格出力です。
定格出力はW(ワット)で表示されます。
電気ケトルの消費電力の確認は、底にあるシールなどの表示を確認します。
ここで、定格出力>消費電力でないとポータブル電源は使えません。
~~~補足~~~
定格出力は、容量のWhと違うので注意しましょう。
Whは、W(ワット) × h(時間)です。
例えば、「100W×10h」と「1000W×1h」はどちらも1000Whです。
定格出力を確認しないと、電気ケトルを使用できないケースがあります。
売れ筋の電気ケトルは1200W~1300W
売れ筋の電気ケトルの消費電力を確認してみます。
象印CK-DA10-WA 1300W
BALMUDA The Pot K07A-WH 1200W
山善EGL-C1281 1200W
ティファールKO4907JP 1250W
電気ケトルの消費電力は、1200W~1300Wであることがわかりました。
500W位の電気ケトルもある
定格出力>消費電力でないとポータブル電源は使えないので、もう少し消費電力が少ない電気ケトルを探してみると、温度調整で500W程度まで下げられる商品がありました。
しかし、時間がかかるのが難点です。
500W位の電気ケトルは、あまり多くありません。
管理人の失敗談
大事なことなのでもう一度言います。
定格出力>消費電力でないとポータブル電源は使えません。
私もこれの確認を怠って失敗しました。
我が家のポータブル電源は、定格出力500W。
電気ケトルは1300Wでした。
意気揚々とマグカップを出し、ドリップコーヒーをセットしましたがポータブル電源が動かず断念。
そっとドリップコーヒーを片付け、何も飲むことなくそのまま帰宅しました。
電気ケトルが使えるポータブル電源のおすすめ5選
電気ケトル1200W~1300Wを使用するのに最適なポータブル電源はどれなのでしょうか?
定格出力1300Wを超える必要最小限のスペックである5機種を比較します。
ここでは、定価、定格出力、電気容量、サイズを比較します。
定価 (税込み) | 定格出力 | 電気容量 | サイズ | 口コミ | |
Jackery 1500 | 179,800円 | 1,800W | 1,534Wh | 355×365×253 | 詳細を見る |
EcoFlow DELTA2 | 143,000円 | 1,500W | 1,024Wh | 400×211×281 | 詳細を見る |
Anker 757 | 169,900円 | 1,500W | 1,229Wh | 463×288×237 | 詳細を見る |
VTOMAN 1500X | 154,000円 | 1,500W | 828Wh | 360×270×280 | 詳細を見る |
Coleman CLM-TL119K | 198,000円 | 1,400W | 1,485Wh | 340×231×276 | 詳細を見る |
Jackery1500
定価(税込み) | 179,800円 |
サイズ | 355×365×253(mm) |
重量 | 16kg |
電気容量 | 1534Wh |
定格出力 | 1800W |
入力ポート | ACアダプター シガーソケット ソーラーパネル |
出力ポート | AC×3 シガーソケット×1 USB-A×1 USB-C×1 QC3.0×1 |
利用目安 | スマホ充電 約74回 電気毛布 約17時間 車載冷蔵庫 約90時間 |
製品ページ | Jackery1500製品情報(公式サイト) |
安全性 | 一般社団法人防災安全協会推奨 PSE検査合格済(ACアダプター) UN38.3 BMS |
電池タイプ | リチウムイオン電池 |
パススルー充電 | 対応 |
保証 | 7日間の返品期間 2年保証(公式サイトで+1年保証) |
その他 | 接続する機器が50Hz単独表示のものは動作保証対象外 |
業界シェアNo.1のJackeryのポータブル電源です。
今回の比較の中では、定格出力と電気容量が一番大きいです。
定格出力1800Wあれば、電気ケトルだけでなく他のほとんど電化製品を使うことができます。
例えば、電子レンジ(1300W)、ドライヤー(600W~1200W)です。
>> Jackeryポータブル電源1500の口コミ記事はこちら
EcoFlow DELTA2
料金(税込み) | 143,000円 |
サイズ | 400×211×281(mm) |
重量 | 12kg |
電気容量 | 1,024Wh |
定格出力 | 1,500W |
出力ポート | ACⅹ6 シガーソケットⅹ1 DC5521ⅹ2 USBⅹ6 |
利用目安 | スマホ充電 約89回 車載冷蔵庫 約32時間 |
製品ページ | EcoFlow DELTA 2製品情報(公式サイト) |
電池タイプ | リン酸リチウムイオン電池 |
専用アプリ | 対応 |
パススルー充電 | 対応 |
保証 | 30日間の返品期間 2年保証(公式サイトで+3年保証) |
その他 | 非常用電源機能つき(EPS) 専用エクストラバッテリーで容量2倍に |
人気メーカーEcoFlowの累計販売台数No.1モデルのDELTA2です。
今回の比較の中では、定価が一番安いです。
リン酸リチウムイオン電池で、ポータブル電源の寿命が業界平均より6倍長くなっています。
EcoFlowのポータブル電源は急速充電なので、50分で80%まで充電できます。
容量が少ないと感じたら、専用エクストラバッテリーを追加することで容量も2倍に。
Anker757
定価(税込み) | 169,900円 |
サイズ | 463×288×237(mm) |
重量 | 19.9kg |
電気容量 | 1,229Wh |
定格出力 | 1,500W |
出力ポート | ACⅹ6 シガーソケットⅹ1 USBⅹ6 |
利用目安 | スマホ充電 約149回 電気毛布 約18時間 |
製品ページ | Anker757製品販売サイト |
安全性 | PSE検査合格済(ACアダプター) UN38.3 BMS |
電池タイプ | リン酸リチウムイオン電池 |
パススルー充電 | 対応 |
保証 | 18ヶ月保証 (公式サイトで最大5年保証) |
その他 | LEDライトあり 堅牢な金属フレーム構造 無停電電源装置 (UPS) 機能 |
リン酸リチウムイオン電池を採用し、約6倍の長寿命バッテリーです。
LEDライトやUPS機能があり、防災グッズの1つとしても活躍します。
欠点を挙げるとしたら頑丈である分、重さが約20Kgあるのが難点。
VTOMAN1500
定価(税込み) | 154,000円 |
サイズ | 360×270×280(mm) |
重量 | 14kg |
電気容量 | 828Wh |
定格出力 | 1500W |
出力ポート | ACⅹ6 シガーソケットⅹ1 DC×2 USB-Aⅹ4 USB-C×2 |
利用目安 | スマホ充電 約74回 小型冷蔵庫 約16時間 |
製品ページ | VTOMAN JUMP 1500X製品紹介ページはこちら |
安全性 | PSE検査合格済(ACアダプター) FCC CE RoHS UL |
電池タイプ | リチウムイオン電池 |
パススルー充電 | 対応 |
保証 | 7日間の返品期間 2年保証 |
その他 | ジャンプスターター機能付き バッテリー拡張可能 接続する機器が50Hz単独表示のものは動作保証対象外 |
リン酸リチウムイオン電池で長寿命を実現。
万が一車のバッテリーがあがってしまってもジャンプスターター機能があるので安心です。
容量が足りなければ拡張可能です。
>> VTOMAN JUMP 1500Xの口コミ記事はこちら
Coleman CLM-TL119K
定価(税込み) | 198,000円 |
サイズ | 340×231×276(mm) |
重量 | 16.5kg |
電気容量 | 1485Wh |
定格出力 | 1400W |
出力ポート | ACⅹ3 シガーソケットⅹ1 DC×2 USB-Aⅹ4 USB-C×2 |
利用目安 | スマホ充電 約110回 小型冷蔵庫 約26時間 |
製品ページ | Coleman CLM-TL119K製品紹介ページはこちら |
リン酸リチウムイオン電池で長寿命。
今回の比較の中では、一番小さいサイズです。
メリット・デメリット
電気ケトルが使えるポータブル電源5選を確認しました。
車中泊など車内で電気ケトルとポータブル電源を使ってお湯をわかすメリット・デメリットを見てみましょう。
メリット
- 換気しなくてよい
- 火を使わない
- 準備が楽
車内ではカセットコンロを使うことができません。
電気ケトルであれば、火を使わないので換気をする必要がありません。
電気ケトルとポータブル電源があればすぐにお湯をわかすことができるので、準備も必要ありません。
デメリット
- (小さい電気ケトルの場合)沸騰までの時間がかかる
- 容量の大きいポータブル電源が必要
消費電力の小さい電気ケトルを使用した場合、沸騰までの時間が長くなります。
「ポータブル電源の定格出力>電気ケトルの消費電力」なので、
上記のような容量が大きいポータブル電源が必要です。
容量が大きいポータブル電源は、電気ケトルだけでなく他のほとんどの電化製品も使用可能です。
車中泊やキャンプだけでなく停電などの防災用でも使えることを考えたら、一家に一台あって良いものです。
みんなの使い方
電気ケトルが使えるポータブル電源のおすすめはこれ!
EcoFlowDELTA2
- 今回比較の中で一番定価が安い
- リン酸リチウムイオン電池で長寿命
- EcoFlowだから急速充電可能
- 容量が足りなければ増設可能
- アプリで遠隔操作可能
業界最速の充電速度でコスパ高!セール情報は公式サイトでチェック