防災関係の◯◯の日、「防災の日」以外で知っているものはありますか?
ちょっとした話題の1つとして、防災関係の記念日を見てみましょう。
記念日をきっかけに自宅の防災グッズや設備を確認し、防災を意識すると万が一の時も安心です。
防災関連の記念日
防災とボランティアの日 | 1/17 |
災害とボランティア週間 | 1/15~1/21 |
電気記念日 | 3/25 |
防災用品点検の日 | 年4回(3/1、6/1、9/1、12/1) |
防災の日 | 9/1 |
防災週間 | 8/30~9/5 |
国際防災デー | 10月第2水曜日 |
電池の日 | 11/11 |
防災とボランティアの日(1/17)と災害とボランティア週間(1/15~1/21)
- 防災とボランティアの日(1/17)
- 災害とボランティア週間(1/15~1/21)
阪神淡路大震災ではボランティア活動の重要性が広く認識され、平成7年12月に「防災とボランティアの日」及び「防災とボランティア週間」が創設されました。
『災害時におけるボランティア活動及び自主的な防災活動についての認識を深めるとともに、災害への備えの充実強化を図ること』を目的としています。
災害とボランティア週間では、災害時におけるボランティア活動や自主的な防災活動の普及のための講演会、講習会、展示会等の行事が全国的に実施されています。
都道府県などでは災害ボランティアの登録制度が実施されています。
興味があれば『(都道府県) 災害ボランティアの登録制度』で検索してみてください。
電気記念日(3/25)
- 電気記念日(3/25)
1927年(昭和2年) に日本電気協会が制定した記念日です。
1878年(明治11年)3月25日、電信中央局の開局祝賀会において日本で初めて電灯がともされた日とされています。
電気記念日のシンボルマークは、手のひらで光をかこむ形と電球の形の両方をイメージしたものになっています。
防災用品点検の日(3/1、6/1、9/1、12/1)年4回
- 防災用品点検の日(3/1、6/1、9/1、12/1)年4回
1923年9月1日に発生した関東大震災をきっかけに、季節の変わり目となる年4回に、防災用品の点検を行い災害に備えようと、防災システム研究所の防災・危機管理アドバイザーの山村武彦氏が提唱し、制定されました。
電池、非常用の飲料水、非常用食料、消火器、避難ロープなどの防災用品の点検の大切さを呼び掛けています。
防災の日(9/1)と防災週間(8/30~9/5)
- 防災の日(9/1)
- 防災週間(8/30~9/5)
1923年(大正12年)の9月1日午前11時58分、関東大震災が発生しました。
この日を忘れることなく災害に備えようと、1960年(昭和35年)に9月1日が「防災の日」として閣議決定されました。また昭和57年から、8月30日から9月5日の1週間が「防災週間」と定められています。
災害についての認識を深めるとともに、これに対する備えを充実強化することを目的としています。
常日ごろから万全の準備を整えておかなければいけませんが、被害を最小限に止めるにはどうすればよいかということを考えそのための活動をする日とされています。
国際防災デー(10月第2水曜日)
- 国際防災デー(10月第2水曜日)
国連総会にて危機意識と防災に関するグローバル文化を推進する呼びかけに応じ、1989年(平成元年)12月の第44回国連経済社会理事会の決議により制定されました。
災害に対する備えを充実させ、予防・被害減少を実現することが目的です。
毎年世界各国の人々や社会が、どのように減災に取り組んでいるかを振り返る日です。
電池の日(11/11)
- 電池の日(11/11)
11月11日を漢字で書くと、+(プラス)-(マイナス) +(プラス)-(マイナス)となり、電池の正・負極を表すことから、1987年(昭和62年)日本乾電池工業会(現:電池工業会)が11月11日を「電池の日」に制定しました。
電池についての正しい知識と理解を広め、常に正しく使ってもらうことを目的としています。
電池の日(11月11日)からバッテリの日(12月12日)までを「電池月間」と呼ぶようです。
記念日でやってほしいこと
記念日をきっかけに防災グッズ等の確認をしてみましょう。
目安は、『3日間過ごすことができること』です。
防災グッズの確認
- トイレグッズ(簡易トイレ、ペーパー類)
- ライターやマッチ(火を起こせるもの)
- ろうそくやランタン(明かりになるもの)
- カセットコンロとボンベ
- 懐中電灯
- 電池
- カイロ(防寒グッズ)
- ラジオ
- マスク、ウェットティッシュ(衛生用品)
- 生理用品
- ポリ袋(大きさが異なるもの複数あると便利)
- 常備薬
- 笛・ホイッスル
- 軍手
- 持ち出し用袋(リュックサック)
防災グッズは買ったままにしていませんか?
防災グッズの中身は定期的に入れ替えやチェックをしていますか?
一度も使ったことがないグッズがあるなら、まずは使ってみることをおすすめします。
万が一の時に使い方がわからないとか、使い勝手が悪いことに気がついたとか想像するだけでゾッとします。
もしかしたら、足りないものがあるかもしれません。
首相官邸でも非常用のグッズをリストにして公開しています。
参考にしてみましょう。
非常食の確認
- 飲料水
- 食料
食料の準備は、3日分が目安です。
可能であれば、普段から食べ慣れているものがよいです。
アレルギーがある方は要注意です。
賞味期限も余裕を持って1年程度はあると良いでしょう。
飲料水は、1人1日3リットルが目安です。
3人家族であれば、27リットルにもなります。
可能であれば、500mlと2Lの違う容量のペットボトルで準備してあると良いでしょう。
道具の使用確認
- 食料の賞味期限
- カセットコンロのボンベの使用期限
- 常備薬の使用期限
- モバイルバッテリーの充電
- ポータブル電源の充電
- 発電機の燃料
食料の賞味期限を切らさないコツは、ローリングストックです。
ローリングストックとは、ストックしてある賞味期限が短いものを食べて、新しいものと入れ替えることです。
普段から食べ慣れておくことも防災の1つです。
モバイルバッテリーやポータブル電源も普段から使用することで、万が一でも安心です。
常に充電は確認しておきましょう。
発電機も定期的に動作を確認します。
燃料が古くなってしまうと故障の原因にもなります。
記念日は防災のことを考える日にしよう
防災の日だけでなく、他にも知っている日があったでしょうか?
防災とボランティアの日 | 1/17 |
災害とボランティア週間 | 1/15~1/21 |
電気記念日 | 3/25 |
防災用品点検の日 | 年4回(3/1、6/1、9/1、12/1) |
防災の日 | 9/1 |
防災週間 | 8/30~9/5 |
国際防災デー | 10月第2水曜日 |
電池の日 | 11/11 |
◯◯の日をきっかけに、自宅にある防災グッズや食料を確認してみましょう。
万が一の時に使えないと意味がありません。
常日頃から食べ慣れた、使い慣れたもので防災を意識すると安心できます。
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